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はこぶねの家が出来るまで
石膏ボード張り (2010年8月7日)
床の仕上げ材を張り終わると、間仕切り壁等の木下地を施工し、石膏ボードを張っていきます。厚みは12.5mmで仕上げ材の(塗り壁)下地になるのと、火災時に延焼の速度を遅くする効果があります。
防水 (8月14日)
バルコニーの床防水はFRP防水です。
現在住宅で使われているほとんどがFRP防水で、正しく施工すれば漏水の心配はありません。FRPは船底なのにも使われていて、強化プラスチックと呼ばれています。現場でガラスマットの上にFRP樹脂を塗布して防水層を造ります。
窓枠 (8月21日)
サッシを取り付けた後内部の仕上げ前、窓まわりには窓枠という木製の材料を取り付けます。窓全体にまわすのを四方枠といい、下部のみに取り付けるのを窓台とか膳板と言います。写真は窓台で納めています。
この場合、他の三方は内装材を巻き込む形になってスッキリ見えます。
外壁下地 (8月29日)
外壁のモルタル塗り下地として、防水紙を貼ります。
これはモルタル仕上げ用の黒い防水紙で水分を通しません。その上にラス網という細い鉄製の網を止めていきます。この網とモルタルが一体化してヒビが入りにくいモルタル下地になります。
丸窓 (9月1日)
室内の壁に丸窓を入れました。
船舶用の丸窓という事で、ネットなどでも販売されています。真鍮製で、大きさは20cmほどのかわいらしい丸窓ですが白い壁の中によいアクセントになります。
キッチンと通路の間の壁に入れましたのでFIXの物を使いましたが、開けられるタイプもあります。
玄関上の吹抜け (9月4日)
玄関の上部は吹抜けになっており、小さな四角い窓から光が入ってきます。
写真は2階から見た図ですが、吹抜けとの間、波をイメージした手スリに色ガラスを埋め込んであり、2階の窓から入ってきた光が色ガラスを通りして赤緑青の光を1階に落としてくれます。
外壁モルタル下地 (9月9日)
仕上げ材(ケイソウ土)の下地になるモルタルを塗って、外壁がグレーになりました。
コーナー部分を丸く仕上げることによって、全体的に柔らかい雰囲気になっています。
バルコニー部分の木部は、防腐の為に木目が出るオイル系の塗装で仕上げる予定です。
内装仕上げ 1 (9月25日)
石膏ボードを貼った上に内装仕上げをしていきます。
写真はリビングから階段部分を写していますが、壁はソイソウ土で仕上げました。
近くで見ると混ぜているワラ等の繊維も見えて、質感がクロスなどの化学製品とは全く違います。天井(2階の床)は杉の厚板を使って表しにし、階段は床材に使った杉の厚板を加工して造っています。
内装仕上げ 2 (9月25日)
内装仕上材として、ケイソウ土と杉板貼りの2種類を使い分けています。
板部分は石膏ボードの上に杉板を貼って仕上げ、塗装はしません。
年月と共に変化していく色を楽しみます。
上部が湾曲した壁手すりは玄関上吹抜けの手すりで、色ガラスを入れてケイソウ土で仕上げました。手すり越しには外壁の小さな窓が見えます。
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