ホーム 作 品
やまぼうしの家
洋館がとても好きな施主の為に設計した建物
現在の材料を使って、どのように洋館の持つ重厚感を出すかがテーマでした
所在地 東京都
工 法 木造軸組工法二階建
用 途 住宅
竣 工 2007年5月
西面 外観

植栽を植えた南側の庭は生け垣で囲い、こちら側(西側)はカースペース。自転車置場とアプローチを含めてオープンスペースとした。日本の建物は、基礎のコンクリートの立ち上がりが洋館の雰囲気を壊すので、石を貼っている。
玄関

両面開きの木製ドア。ドアの上には施主が購入したレリーフが取り付けられている。柱は、石貼りの重厚なイメージを出すようにした。
交差点より

南西の角よりの外観。この角度からの屋根の形が、最初のプランからイメージの中にあった。右側の庭にはデッキが造られていて、リビングと庭とをつないでいる。
玄関内部

古い洋館の雰囲気を出すよう、内部の仕上げは濃いブラウンで統一。リビングドアのガラスにも一工夫。古いガラスのイメージで風景色が歪んで見えます。
リビング

左側のテラスドアから、南側の庭にあるウッドデッキに出れる。床はソノケリン(シタン)の無垢フローリング
堀ゴタツの部屋

造り付けの堀ゴタツ。この上に炬燵テーブルを置けば既製品とは一味違う掘ゴタツになる。南側の大きな窓からは庭が見え、植栽が楽しめる。
二階キッチン上

キッチンの上に設けられた吹板。ここに洗濯物が干せるようになっていて、天窓からは雲の流れが見える。
ロフト

二階の子供部屋にはロフトが造られ、高い勾配天井が部屋を大きく感じさせる。