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豚 屋
東京都とは思えない環境の中に建つ事務所
「キラキラした様な建物は嫌いです」
100年たったような、ずっとそこにあるような建物にして欲しい」
そんな施主の要望に答えたアトリエです。
所在地 東京都
工 法 大断面集成材工法  二階建
用 途 アトリエ
竣 工 1998年4月
外観   10年後(2008年)

外壁、屋根共にカナダ杉の手割シェイク。サッシはマーヴィンの木製サッシ。濃いグリーンの色で仕上げている前面の木製デッキと、レンガ色のアプローチとのコントラストが美しい。
橋を見上げる

湾曲の集成材を使った橋。照明が天井から下がっている。両側の部屋をつなぐ橋は、吹き抜けの中で階段とクロスしている。
リビング

9メートルの吹き抜けに掛かった橋。
トチの木が見える窓、そして暖炉。訪れた人が皆落ち着くと言う空間は、イエローパインの腰板に唐松の壁板OP仕上げ。床は床暖房の為ハードサイプレスフロアーを採用。(オーストラリアの砂漠で100年育った木)
橋の上から

橋の上から下を覗いてみる。施主が、「子供が走り回ったり、橋を渡ったりする空間になれば、この建物は成功だ」と言っていた。実際子供だけでなく大人も渡りたがるので大成功だ。R型に膨らんでいるのはキッチンの納戸。船に使う丸窓が楽しい。誰もが覗きたがる。
バーカウンター

入口を入ると、すぐ横がバーカウンターで、座ってコーヒーが飲める。レストランと間違えて入ってくる人がいるのもしょうがないか。
橋への扉

吹抜けの橋へ出る扉。幅は50cm。向かいの部屋との通路にもなっている。この建物は、こんな可笑しな物で一杯。
物置とゴミ箱

奥が物置で、手前がゴミ箱。「ゴミ置き場もちゃんと作りたい」という施主の希望で、母屋と同じ仕上げで統一されている。
メーターボックス

この中に電気メーター、ガスメーターが、収まってっている。右に見えるのは鉄骨の外側に木を張って化粧した引き込み電柱。